7月7日(金)に『ジョン・ウィック:チャプター2』が公開。
楽しみ過ぎて日中、仕事が手に付かなかったO-side2名でアフターファイブに観賞してまいりました。
仕事帰りに、ぶらりジョン・ウィックする人多かったみたいで、劇場はほぼ満席。
そして、毎度お馴染み、初日ならではの、待ちわびたファンによるワクワクムードと、温かい反応。いいよね。
随所に笑いも起きて、非常に楽しい観賞タイムとなりました。
さて、今回もふたりの感想文です。
以下ネタバレあります。
『ジョン・ウィック:チャプター2』を観ない人は人生の半分損してる!
言い過ぎました。Hです。
いや、しかし、期待どおりの面白さでした。
映画全体の7割くらいはアクションシーンだったんじゃないかな、っていうくらい、殺って、殺って、殺りまくる、興奮の122分。
ストーリー性は前作より希薄な感じしましたが、まあ、もうそんなのどうでもいいやって感じです。
冒頭は前作のエピローグというか後日譚で、のっけから飛ばします、ジョナサン。
一瞬にして、前作の興奮が蘇り、一気にテンションが上がります。
ちなみに、この冒頭のシーンで出てくる、大事なはずの愛車をボッコボコにして戦うアクションは、車×カンフーで“カーフー”というそう。
さて、愛車も取り戻して、とりあえず復讐を一段落させたジョンですが、妻との思い出にしんみり浸る暇もなく、“お仕事”の依頼がきて、否応無しに“元の世界”に引き戻されてしまいます。
前作で、その独特なアクションスタイルで魅了した、ガンアクションとカンフーを融合した“ガンフー”に加え、“ナイフー”(ナイフ×カンフー)や柔道技、マーシャルアーツなど、今作も多彩なアクションが盛りだくさん。次々に繰り出されアクションは、まさに「技の宝石箱や」。
いろいろあるけどやっぱり“ガンフー”が最高にかっこいい。
基本的に接近戦なので見応えあるし、押さえ込んだ相手の銃で他の敵撃ったり、自分の銃が弾切れになったら銃自体を投げつけて攻撃したり、殺した敵の銃を奪ってそれで戦ったり、まるでダンスのステップを踏むかのように、くるくると身を翻しながらガンガン敵を倒して行くさまが、スピード感があって引き込まれる。また、一連の流れがロングテイクで撮影されているので、余計に目が離せない。
律儀に弾を再装填するシーンがめちゃくちゃ多いのもこの作品の特徴ですよね。けっこう好きだす、再装填してるジョン。
いろんな技が怒濤のように繰り出され、とにかくジョンがあらゆる戦術に長けていて、裏社会で名を轟かせている“伝説の殺し屋”である所以がしっかり描かれているのがいい。
当日の朝に前作『ジョン・ウィック』を復習して今回のチャプター2に挑んだEはどうでしたでしょうか?
Eです!
兎に角!ジョン・ウィック最高〜!!!
カーフー!ガンフー!ナイフー!
どれもパワーアップしてるんですよぅ!
この冷めやらぬ興奮。
見終わって、絶対話したいのが「鉛筆!」
鉛筆キターーーーー!
うわっ!そう使うのかー・・・ヒーーー!!!!
気になっていたし、観たかったから、何なら続編はチャプター0で、
妻との出逢いのシーンや、不可能と思われた仕事と引退のエピソードやってほしい。
ついでに、噂の鉛筆1本でやるシーンも!と思ってましたが今回観れましたよ。
すごいです。いろんなタイプの戦闘シーンがあるもんだから、どれもその度に反応してしまいました。
あとね、あとね、(いっぱい話したい子供かよ)わんこが成長してる。
可愛いんだよー。前作の最後に連れて帰ってます。アメリカン・ピット・ブル・テリア。
今作では、ちゃんとくっついてきてます。お利口さんすぎて、コンチネンタルのシャロンにも褒められます。いいシーンだわ。
それから、ツボを押されたのは色々調達するジョンをサポートする、面々。
おしゃれで実用的なスーツ、ワインのテイスティングかのように銃を用意するシーン、地図を調達する地図屋。どれもプロフェッショナル。品格があって素敵。
ジョン・ウィックのゲームやりたいっす!あんな店使いたい!(子供かよ)
その実用的なスーツ、「銃で撃たれても特殊な素材で弾の貫通は防ぎますが、激痛ですよ」っていう説明の後のガンフーで、撃たれた直後にジョンがフンって力入れると、特殊な素材に埋まってた銃の玉がコロコロ落ちるシーン。グッときた。それもう一回、もう一回観たい!と思うんですが出てこなかったよ、残念。
Hです。
たしかに“鉛筆”のシーンは超興奮しましたね。ぎえぇ〜って感じでしたが。
おそらく全ジョン・ウィックファンのテンションが上がったシーンだと思います。
なんならあれも“ペン・フー”とか呼んでもいい。
また、アクションの他にもおもしろいのが、独自のルールとシステムで意外にも組織的な“裏社会”の描き方ね。
前作に引き続き“コンチネンタルホテル”も登場しますが、今回の私のお気に入りは、マフィアや暗殺者の情報を統括している事務局みたいなところ。
働いている女性が揃いの制服着ていて、一見、事務員風なんだけど、みんながっつりタトゥーが入ってて厳つい雰囲気なのがかっこいい。私もぜひあそこで働きたいっす。
ちなみに“コンチネンタルホテル”を舞台にした、スピンオフドラマ『The Continental』の企画も進んでいるそうで、是非実現して欲しいです。
内容はジョン・ウィックの前日譚になるという話ですので、スナイパーのマーカスとか、掃除屋チャーリーとか、オーレリオとかについても掘り下げて欲しいな〜。
再びEです。
そうそう、このスピンオフドラマ、キアヌ様も登場するらしいので、少しでも登場するなら嬉しい限り。楽しみですね。
キアヌさんが最高なのは、重さが感じられるところ。ドタドタ走りで大きさが伝わるし、接近戦は体当たり感がすごいので妙にリアル。鏡いっぱいのアクションシーンでは、ひょこひょこしながら撃ち合い、体当たりのガンフーにドキドキ。キアヌさんがやっているからこそ、それがちゃんと伝わってきます。
ところで購入したパンフレット、なかなか良かったです。パンフレットって結構ガッカリすることの方が多いのです。欲を言えば、もっともっと分厚くしてガッツリページがあったら更に嬉しかったですが・・・
監督のチャドさんと製作総指揮のデヴィッドさんの会社87イレヴンは、キャプテン・アメリカのシビル・ウォーで第2班監督してるのですねー。確かにあれも最高で、何度も劇場に観に行ったっけ。2人は数々の作品にスタントダブルで参加していて、どの作品も好きな作品ばかり。この87イレヴンの施設でキアヌさんは今回も鍛えまくったようです。ジョン・ウィックのキャラクターが大好きで、作れただけで大興奮。そして作品の成功を本当に喜んでいて続編へも意欲的。87イレヴン×キアヌ・リーブスの組み合わせは最強ですね。3作目も楽しみです!!!
前作以上にパワーアップして帰ってきたジョン・ウィック。
主演のキアヌ・リーブスの気合いと、仕事に対する誠実さがにじみ出ている渾身のアクションは必見です!
もちろん前作『ジョン・ウィック』を観てからの観賞をおすすめしますが、とりあえず1回観に行っちゃったらどうでしょう?
モーフィアスことローレンス・フィッシュバーンなんかも登場しちゃって、マトリックスファンにもたまらない展開ですよ。
『ジョン・ウィック:チャプター2』ただいま絶賛公開中です!
公式ウェブサイト http://johnwick.jp
(E,H)
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