もう一本観に行ってきました。
「パリは今夜も開演中」
舞台挨拶から本編上映という流れでした。
エドゥアールさん、ちょっと酔っ払ってるの?と
思うくらいのテンションで登場!
「コンニチハ!コンニチハ!」
通訳さんのことも長年のいい関係なんだというようなことを言ってみたり
歌ってみたり。ジョークを言ってみたり。
とにかく軽快な感じで、立ち上がったり座ったり、
少し落ち着きがないくらいの感じ。
まだ配給が決まっていない話題になると、
大きな配給会社じゃなくていんです、
みんなカフェとかで!広めて!よろしく!!
とハイな感じで終了。
舞台そでに消えてから、少しして今度はフロア脇のドアを
前から後ろに走っていきながら「ありがとーー!」
と嵐のように去って行きました。
なんとも、憎めないキャラクターが伝わってきて
つい微笑んでしまいました。
さて本編ですが、
正直ちょっっと私には辛い時間もありました。
劇場支配人ルイジ(舞台挨拶に登壇したエドゥアールさん)は、
舞台初日を目前に資金集めと舞台用チンパンジーの確保に奔走する。
パリの様々な夜が映し出される中、とんでもないことが起こり続けるが、
果たして無事初日を迎えられるのか??
ざっくり言うとそんなストーリー。
このルイジが、本当に身勝手でイライラさせます。
オドレイ・トトゥとサヴリナ・ウアザニという2人の素敵な女優が演じる女性たちが、ルイジに振り回されるわけです。
彼女たちに限らず周囲の人たちが振り回されている様が、モヤモヤ。
途中までこのイライラモヤモヤさせるルイジのキャラクターがどうにも許せず、
辛い時間でした。エドゥアールさん本人の方が、魅力的なだけに、ただイライラさせられる面だけ強く印象に残ってしまったキャラクターのルイジ。
ただ、最後には途中に出てきたこともいきてきたり、結局なんだかんだ許せてしまう映画でした。もっと気楽な感じで観れる状態の時なら最高かも?
コメディなので、何度となく笑える場面ももちろんありました!
何よりチンパンジーが可愛かった。
めちゃくちゃ可愛いチンパンジー。
この状態で、夜の散歩してみたい。ちょっとだけ。
終始わちゃわちゃしていたところが良かった作品。
エドゥアールさんの魅力は十分伝わってきたので、
日本公開されることを祈って。
※写真はフランス映画祭公式HPより。
(E)
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