「おとなの恋の測り方」観ましたか?
前回のブログでフランス映画祭「エルELLE」について書きましたが、今回はそのフランス映画祭関連企画にも入っている現在公開中の「おとなの恋の測り方」について
これ、最高でした!笑えるし、泣けるし、とんでもなくて、そして考えさせられる。
おとなの恋の測り方公式サイト!
公式サイトも素敵です。
レストランに携帯電話を忘れた女性ディアーヌ。拾った男性アレクサンドルから電話が来てからストーリーがスタート。その会話の軽妙さに会ってみると、なんと身長136センチ!話すと楽しくて、一緒にいると魅力的で恋に落ちるのですが、いかんせん身長が・・・。周りの目が気になるディアーヌ(170センチ)。
このアレクサンドル、建築家としても成功しており、自分の身長を笑いに変えるところもあったり、演じるジャン・デュジャルダンの笑顔とあいまって、魅力が伝わってきます。
すっかり感情移入し、この2人にうまくいってほしいと願いながら観ました・・・。
しかし周囲の声を気にして自分の選択がわからなくなってしまうディアーヌ。
ディアーヌとアレクサンドルの恋を軸に、気がつけば自分の心の大きさを測られる物語。
本当にジャン・デュジャルダンて136センチなんだよ!という
ていで進むキャストたちの動画。面白いので是非。
ジャン・デュジャルダンはちなみに182センチです。
ここからは中身にがっつりふれます
2人の恋物語も良いのですが、この映画の中でも気に入ったのはアレクサンドルと息子のシーン。なんなのー、お父さんアレクサンドルも魅力的だし、それは父親からだってこともさらに息子へと続いていくこともわかるこの親子のシーン。好きです。息子の将来のことも、アレクサンドルが身長について息子に問うシーンも。泣けるー。
ハンカチというかハンドタオルで涙をぬぐいまくりました。
そしてディアーヌの元夫ブルーノとアレクサンドルのシーンは笑えます。ブルーノのちっちゃさよ!(ハートが)笑いもあるんですよね、ちゃんと。
ディアーヌ役のヴィルジニー・エフィラもとても魅力的です。なんだろう、スッキリしている。でも女性的で。あと女性にある、突然決意してびっくりする行動しちゃったりする。アレクサンドルが恋に落ちるのもわかる。
このディアーヌの母が、再婚した相手は難聴の設定なのですが、ディアーヌの母は娘を心配するあまり、アレクサンドルを批判します。娘の相手としてどうよといった感じなのですが、この再婚相手が言うのです。なら僕はどうなの?と。僕だって耳に障害があるよ?と問うたところ、だってあなたは見た目にわからないじゃない。(!)なかなかの発言をかます母。怒った再婚相手が言う言葉が母の心を突き刺します。
君の心が障害を持っているよ!!
(どーん!!)
観終わって、思わず自分に問うてしまいますよ、自分の心のサイズはどれくらいか?
(E)
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