フランス映画祭♭
エルELLE
イタリア映画祭の作品を観に行った時に、フランス映画祭のチラシをもらったのだと思う。
何か行こうかな?という気楽な思いからスタート
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え!イザベル・ユペールとポール・ヴァーホーヴェン監督来日するの!!?
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チケットもう直ぐ発売じゃん!
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チケットの戦いスタート。何とか購入
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そういえば、作品のこと何も調べてないや・・・(おいっ)
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Hに報告
H「町山智浩さんのELLEの解説を!」
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ネットで検索
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何と・・・
これはなかなかエネルギーがいそうな作品だ・・・
ん・?ブラックコメディー??
ということで、何も知らずに行っていたらさらなる衝撃だったと思います。
というのも、少し調べた上で観ましたが本当にショックでした。
本作には色々な男女が登場します。
本作には色々な男女が登場します。
鑑賞後の質疑応答で、
撮影で大変だったシーンはありますか?の問いに、イザベル・ユペールさんは、何もありませんよ。観るお客さんの方が大変かもしれません。
と言うように、本当にしんどいです。
心臓に悪いシーンが、回想も含めて1度ではなかったので余計にキツい。
質疑応答の際、監督はこうも話していました。
彼女を信頼していたから役についてディスカッションはしなかったと。
なんとも言えない女性を見事に演じていました。
トークショーで来日した彼女はおしゃれなピンクのスーツに身を包み颯爽と登場。本当にかっこよかったです。フランス女優といった感じでした。素敵。
さて、ここからはネタバレを含みますのでまだ観ていない方は、ご注意を・・・
告知に、犯人よりも危険なのは”彼女”だったと書いてありますが
観終わって思うのは、ラストに主人公に一言を発した女性もその”彼女”に含まれると思います。
かなり怖いです。
はっきり言って、その一言によってストーリーが更に嫌な感触を残すのです。
私は彼女も、恐ろしかった。
その彼女とは、犯人の奥さんです!
どうでした?
どうでした?
あの人こそ、人間の怖さじゃないですか?
え?なんですか?夫に付き合ってくれてありがとうって?
この一言は・・・。
ミシェルさんが、犯人に早くこうするべきだったとか、あなた(犯人)の恋人も奥さんも・・・といったようなシーンがあったかと思うのですが、このことからも、そして奥さんのあの一言からも、容認していたことがうかがえます。
自分には信仰があって良かったと言っていましたが、もうあの一言を聞いてからは理解しがたい女性の恐ろしさしか感じられません。うすら寒い。
色々なそれまでの夫婦のシーンが気持ち悪さとして記憶のなかで変わっていく。
色々なそれまでの夫婦のシーンが気持ち悪さとして記憶のなかで変わっていく。
まぁ、そもそも犯人の男性が気持ち悪いし、こわいのですが。それは大前提として。
ところでその、奥さんを演じたのはビルジニー・エフィラ。可愛いし、ガッリガリじゃないから好きな女優さんです。そのビルジニー・エフィラが現在公開中の、”おとなの恋の測り方”という映画に出ております。フランス映画祭関連企画でもありますので、次はこちらについて書きます。
(E)
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