『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』スペシャル対談付き日本最速上映会に行ってきました😃
お恥ずかしながら鋼鉄ジーグを見たことがなかったので、少し不安を感じつつも、
ホームページで見た監督があまりにかっこいい+日本のアニメにインスパイアされたイタリアのヒーローもの(!!!)=見に行くしかない!
→→ということで、行ってまいりました。
この作品は、盗みを働いたり悪い事していた主人公が「力」を手にした事で、
自分のためにその「力」を使ってたんだけども、「鋼鉄ジーグ」が大好きでジーグの世界にどっぷりな娘っこから純粋な気持ちをぶつけられて、次第に彼女のためにヒーローへと変化していく、ちょっと清いヒーローとは違うけど、最終的にかっこいいヒーローとなっていくストーリー。
監督が永井豪先生との対談で語ってましたが、イタリア人にとって「鋼鉄ジーグ」は、
子供の頃からテレビで放送されていて、自分たちの物という感覚なんだそうです。
永井先生も最近は自分の作品はヨーロッパの方が楽しまれているかも・・・
というような話をしてました。
監督が男前だったので、作品がスタートしたら主人公俳優より監督のが男前だなー
と思ってしまったのですが、物語が進むにつれて段々かっこよくなっていくんですよ。
これが!なんだか熱いものが込み上げてくるのが伝わってきます。
ちょっとどうしようもないところも含めて、ザ・男子。
ドンパチ場面も激しいものがありました、いろんな意味で・・・。
監督が男前だったので、作品がスタートしたら主人公俳優より監督のが男前だなー
と思ってしまったのですが、物語が進むにつれて段々かっこよくなっていくんですよ。
これが!なんだか熱いものが込み上げてくるのが伝わってきます。
ちょっとどうしようもないところも含めて、ザ・男子。
ドンパチ場面も激しいものがありました、いろんな意味で・・・。
イタリア本国では、ダヴィッド・ディ・ドナテッロというイタリアアカデミー賞で最多16部門ノミネート、最多7部門受賞して大ヒット。
ちょっとこの受賞の写真検索していたら、
一番左の主人公俳優クラウディオ・サンタマリアの髪型にびっくり!!
まるで別人。何があったのよ・・・だから帽子なのかー・・・
監督は真ん中。男前です。
ジーグ大好き娘役の女優さん
イレニア・パストレッリも美人だわ。
ちなみに右のお二人もだいぶとんでる役です。
repubblica.it/spettacoliを見てみてくださいませ〜
この時撮影してる作品用みたいですね。
スペシャル対談は、途中でサプライズで水木一郎さんが登場し会場は驚きに包まれました。twitterでも触れましたが、監督が演奏して、クラウディオ・サンタマリアさんが歌うジーグのバラードバージョンが最高で、作品とピタリ。音楽も監督が担当していて、
サントラ欲しくなります。なんだろう、アツい想い。ジーーーーーーーグ!!!!!
この、上映会自体が盛りだくさんで、満足度高かったです。
まずスペシャル対談があって、そして上映、その後監督が登場しQ&Aタイム。
さらに会場から出たら、外で監督がみんなのサインと撮影に応じてました!なんてサービス!パチパチパチ。私も監督にサインと撮影をしていただきました。イタリア語であのニットでできたマスクの話したかったー。
Q&Aでは
監督が他に好きな日本のアニメについて(一番に出てきたのはルパン三世!)、
永井豪先生の最近の作品は読んでいますか?(翌日中野ブロードウェイに連れて行ってもらうから買おうかな、という回答)、続編での永井豪先生のカメオ出演はありますか?(!!この際MCUのスタン・リー御大なみに登場してほしい!!→回答は、続編がもしあるとしたらそのアイデアは面白いですね)等ありましたが、中でも気になった質問は、
「作中に出てくるピンクの風船について」
もちろん意味はあり、ヒロインの気持ちを意図している。
最初に出てくるシーン、それからショッピングモールのガラスの天井に詰まる風船か
ら、そして空に解き放たれる風船、彼女の想い。
確かに、全体の流れに寄り添うように登場します。
あと、
「日本の監督で好きな監督は」
との問いに嬉しそうに答える監督が印象的でした。どうしてもアニメについての話題が
多くなっちゃうから、映画人としては映画の話に触れたいのは当然ですね。
イタリア映画界の話からスタートして、自分がその中でどういうチャレンジをしたのか
という話から、質問の回答はスタートして、監督名は「北野武」「小津安二郎」「三池崇史」が挙がっていました。ふむふむ、なるほどという感じ。
そして、最近見た作品として「告白」を挙げてました。
『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』イタリアが描くとヒーローものはこうなる!っていうのと、日本人としては日本のアニメ鋼鉄ジーグが作中もがっつり登場することで、気になるところは盛りだくさんですが、その土台にはブラックなところとか抱えている問題、
ハラハラする場面もあってオススメです😄監督の次の作品が楽しみ。
全体的にすごくあたたかい雰囲気の会場。ヒューマントラスト有楽町の雰囲気もあるのかも。こういう上映会大歓迎!作品へのこちらの愛も増加するし、映画関係者の皆様
こういうのまたよろしくお願いします・・・
(E)
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